
どうも、脇役です!
まずは今回のタイトルを見てこの記事を開いてしまったあなたに、何をしているんだと言いたい。
あまりにも時間の無駄ですので今からでも遅くありません。早い段階でこの記事を読むのをやめることをお勧めいたします。これは忠告です。
それでも見たい、という酔狂な方は最後までご覧ください。
ちなみにダークライはこの先出現しません。
タイトルにつられたダイパキッズの方は、四天王リョウの部屋でなみのりして出直してください。
前歯のない男
まず最初にこの前歯のない男ですが、私のことを指します。
詳しい話は省きますが、なんやかんやあって私は数年前上の前歯3本を失っており、現在入れ歯での生活をしております。
きつい。
いや~~~~きつい。
本当に不便です。

安いもんだ 前歯の1本や2本や3本くらい・・・!
無事でよかった・・・!
そんな声が聞こえてくるようです。(耳鼻科行け)

でもちょっと待ってください!
前歯がない生活を体験したことはありますか?
知らないあなたのために、前歯がないとどれだけ不便かを解説をしようと思います。
固いものが食べられない
不便さの9割がここに凝縮されています。

おじさん
当たり前だろ!
と思うかもしれませんが、固いものの定義を知っていますか?
せんべいが食べれないくらいでしょ?と侮るなかれ。
あなたが普段食べているようなものも、入れ歯だと食べるのに一苦労。
例を挙げてみましょう。
- 肉・・・豚はいける。牛と鳥は、安物だとまず噛み切れません。
- アイス・・・ガリガリ君がギリギリ、コーンのアイスはほぼアウト、あずきバーは論外。
- 食パン・・・耳は噛み切れません。奥歯に任せましょう。
- 野菜・・・食べれるけど、前歯を使うことはありません。横から食べましょう。
- お菓子・・・クッキー、奥歯。芋けんぴ、奥歯。せんべい、論外。
・・・書いてて悲しくなりました。
要は『嚙みにくい、嚙み応えがある』=『噛み切れない』の定理が成り立ちます。
ピタゴラスもびっくりの定理が証明されてしまいました。
それでいて手入れがめんどくさい
そんな不便な入れ歯生活、何故か歯を磨く際に取り外して別途洗浄の必要があります。
それでいて洗浄液につける必要があるため余計な費用がかかります。くそが。
誰にも需要のない私の使用している洗浄剤でも置いておきますね。
市販でよく見るあれです。
VS芋けんぴ
さて、本題です。
個人的な話ですが、芋けんぴが好きなんです。
さつま芋の独特な甘み、一口食べたら止まらないお手軽さ、それでいてしばらく食べたらやって来る満足感。
いやあ~~~好きです。(突然の告白)
しかしそんな芋けんぴも、前歯をなくした私には難敵へと変貌してしまいました。
さて、対戦相手はこちら。

おじさん
芋まつばじゃねえか!
というクレームは受け付けておりませんので悪しからず。
対戦開始


さあ、両者が相対しにらみ合っております。
お互いの視線が交差し、火花がはじけ飛んでいるようです・・・!
さあ、実況と共に試合開始のゴング。
私は一切の躊躇なく芋けんぴに手を伸ばし、黄色く細長いそのボディをつまみます。


おおっと!脇役選手が手を伸ばし、芋けんぴ選手を口へ~~~~~!!!
口を開き一口。
ポリポリと小気味よい音を立てながら芋の風味を味わいます。

しかし、芋けんぴ選手も負けていません!
口の中で歯茎に抵抗しています・・・!

脇役選手、もがいている!
ダメージが大きいようです!
最初の難関、歯茎に芋けんぴの欠片が刺さるが襲い掛かります。

やはり入れ歯のハンデは大きいですね・・・!

しかし、脇役選手も負けていません!
痛みに負けず、芋けんぴ選手をかみしめます!
だがそんなものを気にしていては芋けんぴは食べれません!
これは私のプライドをかけた勝負なのです。あっ、これちょうどいい硬さ。んめ、んめ・・・

ハンデがありますが、そんなことはお構いなしといわんばかりの気迫です・・・!

しかし、芋けんぴ選手も負けていません!
入れ歯と歯茎の間に挟まることで不快感を与えています!

グサグサとダメージを与えるだけでなく、相手に不快感を与えることで着実にアドバンテージを稼いでいます・・・!
入れ歯の弱点である『入れ歯と歯茎の間に食べかすが張り付く』という入れ歯界の常識により、不快感と痛覚が私を襲います。
入れ歯界の常識を知らない方は、まず歯を失うことから始めてみましょう。
しかし時すでにお寿司。いや、芋けんぴ。


脇役選手、芋けんぴ選手を攻略です!

厳しい状況を見事覆しましたね・・・!
ということで無事、芋けんぴとの激闘を制することが出来ました。
次回はチャンピオンタイトル防衛戦、せんべい選手との試合をお送りいたします。(しません)
結論:歯は大切にしましょう
たかが前歯、されど前歯です。
失うだけで食事の不快度指数は通常の6.2倍まで跳ね上がり(脇役調べ)、人生の楽しみであるはずの食事が楽しめなくなる場合があります。
奥歯を失おうものなら、その絶望は計り知れないでしょう。
是非とも歯は大切に。
それではここまでご覧くださり、誠にありがとうございます!
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